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新説!所JAPAN 歴史学者・磯田道史先生 ミステリーツアー「信長殺害未遂事件」

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新説!所JAPAN 歴史学者・磯田道史先生 ミステリーツアー「信長殺害未遂事件」186

「本能寺の変」の8か月前に起きた信長殺害未遂事件ミステリツアー

信長は、1581年天下統一目前
突如大軍勢を導入して小国「伊賀」の壊滅作戦を命じる。
伊賀郡の忍者約1万5千人に対して織田郡約5万人を送り込む。
「天正伊賀の乱」

その1か月後に起きた「信長暗殺未遂事件」
本能寺の変で殺されたといわれているが忍者に殺されていてもおかしくなかった。

忍者は、当時「忍者ハットリくん」みたいな恰好はしていなかった!?
世間一般の忍者のイメージは、歌舞伎がはやらしたもの
本当の忍者は、民衆に溶け込む感じで普通の恰好をしていた。

忍者の屋敷
土塁(土と堀で8mほどの高さ)で囲まれた一見、丘と見間違える土などで囲まれた家
忍者の頭領とされる阿波一族の屋敷

戦が本格的になれば平地の要塞は捨て、山の上の要塞”詰めの城”へ移動
何重もの警戒態勢で応戦する。

伊賀には、土塁などで囲まれた家や館、白などは670以上も現存する。

1579年 第一次 天正伊賀の乱
織田信長の息子・信雄が攻めてきたときも鉄壁の防御で撃退

1581年 第二次 天正伊賀の乱
この鉄壁の守りが信長の一斉攻撃の引き金に

服部川
服部半蔵正成 千五時代から安土桃山時代まで徳川家康に仕えた忍者の頭目
この川の流域が伊賀服部の本拠地

戦国時代の伊賀には、他の国のように一刻を代表する大名はいなかった。
国内に服部一族や阿波一族など大小さまざまな忍者や侍の集団が自治集団を形成し伊賀を分割して統治していた。

伊賀惣國一揆掟書
自分たちはどの国の大名にも支配されない。
他国の侵入者には一体となって防戦しなければならない。
裏切り他国の軍隊を引き入れたものは処刑する。
上は50歳、下は17歳に限って出陣すし、若い僧侶は参陣すること。

伊賀國一之宮 敢國神社

伊賀國一之宮 敢國神社
住所:三重県伊賀市一之宮877

天正伊賀の乱で滅ぼした後、残党に
信長がこの地にきたならここに来るとふみ、ここで殺害するために待ち受ける。

伊乱記の記述
伊賀を滅ぼしに来た信長が敢国神社で休んでいるところを伊賀忍者に暗殺されかけた。
主犯は、音羽の城戸
鉄砲でねらいを外した城戸たちは飛ぶ鳥のように逃げた。
一度に3人で射撃したのに8人が負傷 火縄銃なので連射したいう記録はない。
それほどの名手なのに信長は外してしまった。
使用したのは、大鉄砲「塵砲」
鉄製では重たくて持てないので馬の尻の革「コードバン」製
牛革の3倍の郷土ともいわれ、現在は高級財布やランドセルにも使用される。

塵砲:何発もの弾丸を布に包んで発砲 散弾銃のようなもの

なぜ、信長がたすかったというと忍者だから!?
ボディーガードを八方に備え流れ弾を避ける行動をとっていた。

伊勢三郎義盛 忍百首おみくじ
源義経の家来で忍術使いとされる。
忍百首(百首和歌)
例:窃盗には時を知ること大事なれ
  敵の疲れと油断するとき

忍者の家へ

古文書が眠っている忍者の子孫 貝野さん宅へ

藤堂藩の家臣一覧が載っている分限帳
伊賀者のリストの中に貝野という名前が記されている。

信長によって大打撃をうけた伊賀の国を江戸時代に復興させたのが徳川家康に絶大な信頼を得ていた藤堂高虎

諜報部隊の元締め
伊賀忍者の残党たちを藩士に採用 忍の仕事をさせていた。

伊賀忍者のお物手の生活
参勤交代の際にSPのようなことをしていた。

出てきた古文書
伊賀忍流儀 伝来由緒
乍恐書置申上口上之覚(貝野の功績)

伊賀忍流儀 伝来由緒
他所の大名にも忍者が多いと聞いている。
彦根案の忍者は、伊賀から召し抱えられている。
彦根藩の忍者の名前など30以上の忍者の名前が記されている。

尾張藩の忍者 木村奥之助
尾張藩の藩士名寄にも 木村奥之助と記され藤堂藩に忍者とばれていた。

当時、藤堂藩の伊賀者が他藩に雇われている2重スパイが増えていた。

藤堂藩は、伊賀者が他藩に出活動することを禁止

乍恐書置申上口上之覚
忍者の給料 二十石六人扶持 約800万円
1793年 ペリー来航の60年前に伊賀者は、異国船調査をしていた。

松尾芭蕉忍者説
芭蕉が幕府の密偵だから関所を自由に通貨できたなど諸説ある。

河合曽良
芭蕉の動向人で六代将軍・徳川家宣の命令により幕府の巡見使随院になる。

芭蕉に一石を投じる古文書を発見
忍者の名門百地家の子孫 辻弥重治さん
(百地家 服部家・藤林家と並ぶ伊賀三大上忍のひとつ)

百地家の重左衛門・藤蔵新七郎の家来に養子に行って後に芭蕉のと名前を改名時されている。
芭蕉の出生のなぞ

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