新説!所JAPAN 日本の四季がなくなる春夏冬 あきない 異常気象の謎12/7
プレゼンター:眉毛ちゃん 井上咲楽
【日本の秋に異変が起きている!?】
カリスマ気象予報士:芦原瑞文先生
暦の上では9~11月は秋
今年の9月頃は半袖でも十分過ごせていますよね!?
さらには、11月でも半袖を斬られるほど暑い日が続きましたね…
11月15日~21日の気温変化:東京
18.6-21.4-20.7-21.4-24.9-23.9-20.2(2020)
16.5-21.2-14.6-10.4-15.5-15.5-11.2(1955)
日によっては10度もの差が出ています。
暦の上では秋でも気温は夏状態、秋が短くなってきています!?
秋が短くなってい来ていることで紅葉の名所にも異変が起きている?
紅葉の名所「栃木県日光市」
10月31日 紅葉の見頃
栃木県日光市 奥日光 中禅寺湖
日本は、木の種類が豊富なので色んな色の紅葉が混ざり合いキレイ。
しかし、近くで見てみると紅葉している木の中に枝だけになってしまっている気が点在する。
異変①【紅葉が遅れている】
紅葉する前に葉が落ちてしまった枯れ木
紅葉が昔より遅くなっている証拠!?
紅葉するためには寒さが必要で最低気温8%を切り出すと始まる。
でも、10月になっても気温が下がらない。
異変②【紅葉の見ごろが10日遅れている】
日光では紅葉の見ごろがここ10年、約10日遅れてきている。
紅葉は遅れているが冬は毎年同じ時期に来るので紅葉するタイミングを失い枯れる木が点在しだしている。
このままいけば秋がなくなる?
寒い地域では紅葉は見れるかもしれないが温暖になりつつある地域では鮮やかな紅葉が見れなくなるかもしれない!?
異変③【農作物にも異変が】
初秋の高温化で水分不足から乾燥しみかん日焼けし焦げたようになってきている。
異変④【雪…虫…】
9月上旬 北海道の気温が高かったので雪虫が大量発生
気温が高いと繁殖力が高まる。
奥日光の紅葉で分かる東京の紅葉の遅れ
奥日光の山を観れば紅葉している所と紅葉が終わった所が分かれ、段々と紅葉しているところの境目が下がっていく。
山の高いところから紅葉が始まり段々下がっていく。
その速さ3日で100m 紅葉が下りてくると言われている。
標高1200m 東京の標高は数十m
標高1200m×3日/100m=36日
東京の紅葉は、1200m地点で紅葉が始まってから約36日後に紅葉の見ごろが来ると予測できる。
所JAPANのロケ日10月31日 予想 12月6日頃に東京で紅葉が楽しめる。
12月3日頃の日比谷公園では紅葉がきれいに残っている。
1953年 紅葉日 11月8日
2020年 紅葉日 11月27日
東京でも紅葉が2週間以上遅れている。
奥日光では秋が短くなって異変が
小田代原林道 片道6㎞ほどのトレッキングコースの小田代歩道入口へ
森の中へ行くと木の下に茶色い葉っぱが飛び出してるが目につく
その気の上にに目をやると同じように枯れた葉っぱがたくさんある。
ツキノワグマがミズナラの実・どんぐりを食べた跡
木に登って木の枝をへし折ってむしゃむしゃ食べカスの枝が散乱している状態。
結構大きな枝が落ちている。
ツキノワグマは、通常、人が立ち入らない森でドングリ・ブナの実を食べている。
熊の食べた跡:クマ棚が人が通るような所にあるのことが珍しいこと
熊のエサのブナが今年は、大凶作
それもあってか今年は、全国の人里で熊の目撃情報が増えた。
これが今年だけ!?ではなくこれからもずっとになるかもしれない…
山の木々が高揚しないまま枯れてしまい実が実らず餌を求めて人里まで下りてくる。
秋が短くなってきていることが要因とされている。
なぜ秋が短くなったのか?
7月から8月にかけて暖かい太平洋高気圧に覆われた状態が夏
9月頃に太平洋高気圧が下がり大陸から乾燥した移動性高気圧が日本列島を覆い秋が来る。
そして、12月になりシベリア高気圧が上から降りてきて冬
この流れに異変が!?
太平洋高気圧が7月~8月の間、日本列島を覆っていたのが
9月10月になっても軟化することなく滞在
大陸から9月頃来る予定の移動性高気圧が入り込んでこれなくなり日本列島を覆うことができない。
そして移動性高気圧をのけ飛ばし 11月12月になり太平洋高気圧も弱くなり
上からシベリア高気圧が下りてきて冬になる。
夏の後にすぐ冬が来る。
最近では9月になっても太平洋高気圧が強い
秋が短い理由①7月~8月
夏の象徴「太平洋高気圧」が温暖化で威力を増大
秋が短い理由②9月~10月
秋の象徴「移動性高気圧」が入ってこれない
秋が短い理由③9月~10月
夏の象徴「太平洋高気圧」が居座り続けほぼ夏状態
秋が短い理由④11月~12月
例年通り「シベリア高気圧」が来て冬が訪れる。
近い将来見れなくなってしまうかもしれない奥日光の絶景
一つの風景に秋と冬が同居!? 奇跡の絶景
1日2時間 年に吸うかしか見れないタイミングがすべての絶景
小田代原
国際条約で植物が特別に保護されるエリア
ネットで囲われているエリア 鹿などに食べられてしまうため
標約1400m
一面カラマツの黄金色した紅葉
小田代原は山に囲われた盆地で知っ源の地域でラムサール条約で保護されている野生の水鳥が生息できる湿原
早朝に様々な条件を満たせば見れる。
①気温が急激に下がる。
②水蒸気があり湿度80%以上が必要。
気温-5℃
湿地帯の草木が霜で氷り、山に紅葉のコラボレーション
湿原から発生した水蒸気が盆地にたまった冷気で一気に冷やされ、標高の低い草木に霜がつき凍結し銀色の世界
日の出から2時間の奇跡の絶景。
秋の地表が温められる時期の紅葉時期しか見れない。
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