ケンミン刑事-デカ-見抜き事件簿⑤「”チャラ書き”岡山県編」 ケンミンSHOW極 プロファイリングミステリードラマ
ある県民は、黒板消しの事を「ラーフル(鹿児島県!?)」、ものもらいを「バカ(宮城県!?)」と言い・・・
トランプのハートを「あかもも(山形県!?)」という・・・
たった一言を見抜くという男、天才プロファイラーの物語・・・!?
「東京汐留署」
最も多忙な署である。
刑事課主任・田中三郎(青柳文太郎)
刑事課・安井蓮(成原祐太郎)
FBIで犯罪者犯罪者プロファイリングを学びインタポール(ICPO/国際刑事警察機構)でも世界的に活躍した凄腕キャリア
自分の経験を所轄で発揮したいと自ら志願し現場に来た刑事課長・神宮寺剣(高杉亘)
「必ずホシを見抜け!」
輝かしい経歴ながら出世欲はない一匹狼、特殊能力”たった一言で出身県を見抜く”ことが出来る。
【Fike No.5「神宮寺の愛眼」】
5人の結婚詐欺をした容疑者・三宅玲香(桜木梨奈)
「私は、ただ手料理を作ってあげただけよ!私の肉じゃがおいしいのよ~」
「へぇ~たべたいなぁ~」(主任)
「そのお礼にお金や土地をくれたのよ!ねぇ刑事さん私、悪い女にみえる♡」
「全然見えないっす」(主任)
「最後に出身県は、どこかな?」(主任)
「(耳元で)ヒ・ミ・ツ!」
~神宮寺登場~
「司法取引だと言われても、出身県だけは黙秘します。刑事さん見逃してくれませんか?」
「その手練手管で相当荒稼ぎしていますね!?」(神宮寺)
「いいえ違いますね!?すべての関係者にきっちり聞き込みをしました!」(安井蓮)
「あなたがだまし取ったのは金や土地、その他宝石、高級外車 総額3億円(殴り書きした手帳を見せる)以上!出身地以外はきっちり調べたからな!観念しろ」
「あっはははは、なにこれ!こんな”チャラ書き”じゃ読めやしないわよ!こんなチャラ書きする部下、あんた(神宮寺)ちゃんと注意したの?ダメな上司ね!あははははh」
(プロファリリング)故郷はただ一つ!
そこは
年間降水量1mm未満日数(276.7日)日本一
男女学生服の出荷額日本一
そして、三宅とお言う名字が日本一多い県
三宅玲香!あなたは、岡山県民だ!
一般的にこういう乱れたかきかたは、走り書きや殴り書きという!
だが、これを”チャラ書き”と言うのは岡山県民の証
そもそも、岡山では走り書きや殴り書きの事を何で”チャラ書き”と言うんだ?(主任)
チャラチャラしてるからじゃないですか?(安井)
チャラチャラしているのはあなたの顔でしょ(三宅)
~神宮寺~
チャラ書きとは、江戸時代に使われていた”ちゃら”
ちゃら=でたらめ、でまかせ
ちゃらんぽらんやチャラ男などもそう、語源は同じ
なぜ、岡山県だけでチャラ書きが使われる岡は、一切文献が残っていない。
これは、方言界の七不思議である。
表現も男性もミステリアスってステキね!(三宅)
神宮司さん・・・私・・・(三宅)
どうしまた?(神宮寺)
いえ、お世話になりました・・・お元気で(三宅)
え?なにあれ?(主任)
人は、時にはチャラ書きのようにいい加減な気持ちから罪を犯していしまうこともある。
しかし、人生は真っ白なキャンパス、難度だって丁寧に書き直せるんだ!
だからこそ人生は、美しい。
【岡山県民は、いい加減に走り書きした文字の事を「チャラ書き」と言う!?】
・岡山県では年齢を問わずに「チャラ書き」は馴染みのある言葉だという。
・絵をラフに描くときにも「チャラ書きやチャラ塗り」と使うらしい。
・チャラ=適当
取敢えず、適当なことをしていると”チャラ”を使う。
書道でも、筆入れの事を”うったて”というらしいが、それも岡山だけの方言と言われているそうです。
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