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新説!所JAPAN 日本人鮭好きの謎!?鮭が作った国・日本!?

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新説!所JAPAN 日本人鮭好きの謎!?鮭が作った国・日本!?12/2

和食でも養殖でも大活躍の「鮭」

魚介類の年間消費量(一人当たり)
1位 サケ  2579g
2位 マグロ 2104g
3位 ブリ  1775g

磯田先生曰く「日本は、鮭が作った国」と言い切ります。

「新潟県村上市」

人口約6万人 面積約1174㎢
村上市の鮭の年間消費量 1世帯約28匹
鮭の切り身で換算すると約560枚を消費する日本一の鮭都市

鮭料理は、100種類以上!もある。
三面川 良馬場に鮭を買いに行き、1本単位で買って帰る。
1匹1000円前後 はらきり300円(卵を取り出した状態)

環境保護工事
江戸時代、青砥武平治が、最初は「小鮭を獲るな」から始めて鮭の保護
鮭漁は、村上藩の財政、民の食糧の生命線だった。

江戸時代の中期、鮭の乱獲が横行し、漁獲高が減少
鮭漁の収入が300両からわずか5両に減少

青砥武平治という武士が鮭が生まれた川に戻ってくる回帰性があると気づき、下級武士である者の鮭の乱獲をやめ保護しましょうと殿さまに乱獲の禁止を訴える。
人工増殖に成功

そして、鮭が戻り5両→1500両(7500万円)まで急回復
6~7千石の大型旗本の全収入にあたる。

塩引き鮭 村上市伝統の鮭の保存方法
塩漬けした鮭を約3週間外干し、平安時代に朝廷へ献上された記録が残る。
村上市では、冬をしらせる風物詩 塩引き街道

鮭でも儲かったお金で村上の人たちが県外の学校に行くときの奨学金になっていて、皇后雅子さんの祖父は、鮭奨学金をもらった中の1人

鮭は、汽水域では卵が産めないため遡上して川で卵を産みに帰ってくる。

青森県「すんずこ納豆」

鮭 消費量ランキング
1位 青森県 4344g
2位 北海道 3937g
3位 群馬県 3593g
4位 長野県 3327g
5位 栃木県 3325g

すんずこ納豆=すじこ納豆
青森が生んだ文豪・太宰治も
「私は、筋子に味の素の雪きらきら降らせ、納豆に、青のり、と、からし、添えて在れば、他には何も不足はなかった。」と言い切った。

”すじこ”と”いくら”のちがい
筋子は、つながった状態でバラバラになるとイクラ

北海道「はさみ漬け」

「はさみ漬け」しゃけの漬物

北海道は、「飯寿司」という魚の珍味があり、はさみ漬けの元祖の漬物になっている。

栃木県「しもつかれ」

栃木県でも賛否両論のご当地グルメ

鮭の頭だけを圧力なべに入れお酢をかけ中火で40分煮込み、刻んだ大根とニンジンを鮭の頭が隠れるほど投入
大豆と油揚げも追加しさらに1時間煮込む

酒粕で風味付けしてかき混ぜると完成。

その他の県

秋田県 鮭の塩辛
岩手県 紅葉漬け

東日本に鮭料理が多い理由
縄文時代 東日本と西日本の人口が9:1で東の人口が多い時期があかった。
鮭が来ない西日本は、人口が増えていなかった。

東日本は、鮭食いが作った国といえるほど重要な魚
”どんぐり”と”鮭”を主要な食料にして人口が増えていった。

秋田県に2000年前の鮭の彫刻を施した石が残っている。
秋田県指定有形文化財 魚形文刻石がいくつも残り
古来から鮭が愛されていたことがわかる。

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