東北6県大集合 大みちのくケンミンSP 秘密の東北パーフェクトガイド 9/10
「県南部に住む秋田県民は、炊き込みご飯に大量の砂糖を入れて食べる!?」
・ショートケーキの1ホール分(約200g)に相当する大量の砂糖を炊き込みご飯に入れる!?
「津軽地方に住む青森県民のいなり寿司は、砂糖入りで、しかもピンク!?」
・紅ショウガでピンク色になった酢飯に、大量の砂糖を投入する!?
「山形県民は、”ひょう”という雑草を食べる!?」
・全国どこにでも生えている「ひょう(スベリヒユ)」をからし和えにして食べる!?
スベリヒユ
畑や路肩など日当たりのよい場所に自生する雑草
特に農業においては作物の害草として知られる。
江戸時代、第九代米沢藩主・上杉鷹山がスベリヒユを食用として奨励、少なくとも200年以上に山形県に根付いた食文化だといわれている。
「スベリヒユ湯引き食う」(「かてもの」1802年刊行)
「内陸部の山形県民は、暑い夏を”水ご飯”で乗り切る!?」
「山形県民は、”ひっぱりうどん”が大好き!?」
・うどんに、納豆とサバ缶を絡めて食べる!?
・出汁は、マルジュウ醤油
鍋から各自、うどんを引っ張り出すから”ひっぱりうどん”!?
「大船渡市に住む岩手県民は、披露宴で新郎新婦入場の前に、うどんとあんこ餅を食べる!?」
・「おちつき」と呼ばれ、新郎新婦入場する前に食べる風習がある。
「青森県民は、花見で殻付きのシャコを食べるのが大定番!?」
・シャコと、さらに「トゲクリガニ」と呼ぶ小ぶりのカニを花見で食べている!?
・シャコの事を”がさえび”ともいう。
「トゲクリガニ」
青森県陸奥湾を主産地とする食用ガニ
シャコとトゲグリガニは、産卵期を迎える4月末~6月が最もおいしい旬の時期といわれている。
青森県の桜は、ゴールデンウイーク頃に満開になるので食べるようになったといわれている。
青森県出身・太宰治(1909-1948)
実体験をもとにして執筆した「津軽(昭和19年発表)」
桜花の下、私はいやしく見られない程度にシャコの皮をむき、蟹の脚をしゃぶり、重箱のお料理にも箸をつけた。
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