東京都文京区 東京都文京区 湯島駅・湯島天満宮周辺で藤田朋子の俳句さんぽの足取り
東京都文京区 湯島駅START
春を探して俳句さんぽ
湯島駅~「湯島天満宮」へ
住所:東京都文京区湯島3丁目30−1
今まさに見ごろなのが春の季語でもある「梅」
境内には、約300本の梅の木があります。
湯島の白梅が7割~8割
現代俳句協会 大石 雄鬼さん 俳句歴30年以上
およそ1万人の会員が所属する俳句団体の幹事
梅の季語は、春
「万葉集」全体の120首くらいが梅の関する和歌
平安時代まで日本では花といえば桜よりも、中国伝来の梅が人気でした。
江戸時代の俳人 松尾芭蕉も梅の俳句を30句ほど詠んでいます。
「梅の香に のつと日の出る 山路かな」松尾芭蕉
(のつと=むっと、ひょうっこり)擬音語や擬態語を使ってもOK
「さざんかの花弁 散るも 梅まだか」藤田朋子
(俳句に入れる季語は一つまでです。)
湯島天満宮~「心城院」へ
住所:東京都文京区湯島3丁目32−4
300年以上の歴史を刻む心城院には不思議な井戸
江戸名水の一つ 髪と心がきれいになるといわれています。
水は、春だったら 「春の水」で季語になります。
水温む(みずぬるむ) 春
打ち水(うちみず) 夏
水涸る(みずかる) 冬
学問のみち
天神様の東参道として賑わったことから、2年前に「学問のみち」と名づけられました。
小学校・中学校・大学の入学、卒業、入試、春の季語になります。
思い出しながら俳句を作るっていうパターンも
「大切に 入試の番号 おまもりに」藤田朋子
「入試番号 心の中の おまもりに」にと先生の訂正
「大切に」など直接的な言葉は使わないほうが想像が膨らみがでる。
心城院~ぶどうパン「舞い鶴」へ
住所:東京都文京区湯島3丁目33−9 河原ビル 1F
昭和55年オープンのぶどうパンに特化したぶどうパンとコーヒーのお店
甘くて酸味が少ないカリフォルニアレーズンがおよそ3房分ぎっしり
パン生地300gに対して レーズン280g フワフワ天然酵母のパン1斤に入っています。
ぶどうは 秋の季語
大700円 小430円
天然酵母 850円(火・金・土の販売)
巨峰 1650円
舞い鶴~「十八割蕎麦」へ
十割蕎麦と竹炭パウダー入り八割蕎麦を重ね合わして十八割そば
十八年前からの人気名物
そばは、秋と冬の季語
そばの実が主に9月から収穫され、大みそかに年越しそばを食べるからだそうです。
十八割蕎麦~「旧岩崎邸庭園」へ
住所:東京都台東区池之端1丁目3−45
明治29年 三菱財閥 3代目総帥の邸宅として建築
設計したのは、建築家 ジョサイア・コンドル
鹿鳴館やニコライ堂など明治時代の名建築を手がけています。
コンドルが 最高の腕の見せどころの1階の吹き抜けホールです。
築家のコンドルは日本の風土に合わせ西洋と東洋 さまざまなデザインをこの邸宅に取り入れました。
天井が、日本刺繍で暖炉をイスラム風なものを彫刻してます。
一見 普通の洋間も、壁紙は、和紙に金箔や銀箔をはって模様を浮き出させる金唐革紙と呼ばれる伝統工芸品
絢爛豪華な和洋折衷の邸宅です。
「春の日に 歴史が深く 入り込む」大石 雄鬼先生
「コンドルも うららかなる空 時超えて」藤田朋子
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