ケンミン刑事-デカ-見抜き事件簿⑫「最初の事を”うったて”と言う!?・岡山県編」ケンミンSHOW極 プロファイリングミステリードラマ
ある県民は、黒板消しの事を「ラーフル(鹿児島県!?)」、ものもらいを「バカ(宮城県!?)」と言い・・・
トランプのハートを「あかもも(山形県!?)」という・・・
たった一言を見抜くという男、天才プロファイラーの物語・・・!?
「東京汐留署」
最も多忙な署である。
刑事課主任・田中三郎(青柳文太郎)
刑事課・安井蓮(成原祐太郎)
FBIで犯罪者犯罪者プロファイリングを学びインタポール(ICPO/国際刑事警察機構)でも世界的に活躍した凄腕キャリア
自分の経験を所轄で発揮したいと自ら志願し現場に来た刑事課長・神宮寺剣(高杉亘)
「必ずホシを見抜け!」
輝かしい経歴ながら出世欲はない一匹狼、特殊能力”たった一言で出身県を見抜く”ことが出来る。
【Fike No.12「神宮寺の能筆】
取調室
古美術商・赤木誠太郎(小田伸康)容疑者は、贋作も売りつけ詐欺の容疑で逮捕された。
赤木「でも、私はお客様が欲しいというものをご用意しただけです。これって罪なのでしょうか?」
主任「このインチキ商売人が!屁理屈をいうな!いいか赤木!お前の出身県はどこなんだ!?」
赤木「すべての罪は認めますが、でも出身県だけは断じて言わねぇ、」
主任「出身県の頭文字は!?」
安井「課長!被害者の捜査資料をお持ちしました。」
主任「あれ?お前、それ何もってんだ?」
安井「実は、捜査本部の戒名書きを始めて任せてもらったんです。」
主任「どれどれ、なかなかいいじゃん、ねっ課長」
赤木「ちょっと待ってください!これは、私も色んな書を扱ってきましたが、”うったて”がいけませんね」
安井「どこっ?どこ?」
赤木「これだから、素人は・・・ここの”うったて”がしっかりしていないから全体のバランスが悪いんですよ!わかりませんか?」
(プロファリリング)故郷はただ一つ!そこは…
・フナの漁獲量 日本一
・図書館入館者数・個人貸出冊数 日本一
・赤木とういう苗字 日本一
書道の基本は3つ
書き始めの”始筆” 筆運びの”送筆” 書き終わりの”終筆”
明治時代に東京では「書き始め=打ちつけ」と呼んでいたが、理由は定かではない。
岡山県では「打ちつけ」とその後に”筆を立てる”までの2つの動作を合わせて”うったて”と表現
うったては、岡山県以外に香川県・広島県の一部でも使用されている。
君は、岡山県民だ!
このような書き始めは、書道の専門用語で始筆というが、一般的には特に名前はない。
だが、この書き始めを”うったて”というのは、岡山県民の証だ!
赤木「すごい、この人は何もんなんだ」
主任「これからは、真っ当な商売しろよ」
神宮寺「書道では”うったて”を失敗するとその字すべてが台無しになる。
しかし、失敗しても何度も書き直せばいいんだ!それが人生だ」
一般的に書道で習うのは、はらい・はね・とめ
【岡山県民は、書道の書き始めを「うったて」と言う!?】
・書道以外でも、岡山県民は最初の取り掛かりのことを「うったて」と言う!?
・明治時代、東京では書き始めのことを「打ちつけ」と呼んでいた。
・理由は定かではないが、岡山県では「打ちつけ」+「筆を立てる」を合わせて「うったて」と表現するようになったという。
・岡山県以外でも、香川県・広島県の一部でも使っているという。
東北では
ままざめ=料理をする
「みんじゃ(台所)でままざめする」
宮崎では
どいて=ずって
行く=来る
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