【ケンミン刑事-デカ-見抜き事件簿㉕「”~していただけると助かります”を”~幸せます”と言う!? 山口県編】ケンミンSHOW極プロファイリングミステリードラマ
ある県民は、黒板消しの事を「ラーフル(鹿児島県!?)」、ものもらいを「バカ(宮城県!?)」と言い・・・
トランプのハートを「あかもも(山形県!?)」という・・・
たった一言を見抜くという男、天才プロファイラーの物語・・・!?
「東京汐留署」
最も多忙な署である。
刑事課主任・田中三郎(青柳文太郎)
刑事課・安井蓮(成原祐太郎)刑事課(出向中)
新人・月島凛(依里)
FBIで犯罪者犯罪者プロファイリングを学びインタポール(ICPO/国際刑事警察機構)でも世界的に活躍した凄腕キャリア
自分の経験を所轄で発揮したいと自ら志願し現場に来た刑事課長・神宮寺剣(高杉亘)
「必ずホシを見抜け!」
輝かしい経歴ながら出世欲はない一匹狼、特殊能力”たった一言で出身県を見抜く”ことが出来る。
【Fike No.25「神宮寺の眼識」】
とある事務所で偽造パスポートなどを作成中の容疑者
新人と主任が家宅捜索にフィ見込む。
主任「警察だ動くな!」
新人「弘中芳之(池田良)! 公文書偽造の罪で逮捕します。」
広中「ここへたどり着くとは警察もやればできるじゃないですかぁ!?」
新人「偽造した書類で他人の土地を売り20億をだまし取ったのは認めますね!?」
広中「えぇ、間違いありません。」
主任「よ~し、素直じゃないか!じゃもう一つ出身県はどこだ!?」
広中「そんなことが知りたいんですか?変わった刑事さんだ!(免許書をパスポートを差し出す)」
主任「え~と かながわか」
新人「こっちの免許書は、ふくおか県になってます。」
主任「う~ん?」
新人「あいちにやまがた、えっこれ全部偽物
広中「この中の一つだけが本物です。」
神宮寺登場
「ほぉ~ 見事な出来栄えだ。」
新人「課長、これ全部偽物なんですよ!」
広中「芸術品と言ってもらえますか!?」
主任「さっさと出身県を言え。」
「サブさん、まずは事件の解明が最優先だ。」
新人「課長、ここで引き下がるんですか?」
「広中さん、出身県ではなく不動産詐欺の全貌を話していただけませんか?」
広中「はなしがわかる刑事さんだ!あなたに取り調べして頂けるなら”幸せます”」
~~キラーン~~
新人・主任「えっ?幸せ・・・?」
広中「だから、出身県を聞かずに取り調べをしていただけるなら、幸せますと感謝を申し上げたんですよ!?」
(プロファリリング)故郷はただ一つ!そこは…
おみくじの生産量 日本一
ゴミのリサイクル率 日本一
広中という名字 日本一
君は!山口県民だ!
広中「な なんでわかったんだ・・・」
一般的に人にお願いする時は、「~していただけまると助かります。」と言う。
だがそれを「~していただけると幸せます。」というのは山口県民の証だ!
一般的に名刺”幸せ”+丁寧語”ます”をつけるのは変に思われるが、これは山口県だからこそ生まれた言葉。
新人「どういうことなんですか?」
山口弁には江戸時代から使われている”幸せる”と言う言葉があり、「助かる・便利」という意味がある。
この”幸せる”+”ます”をつけることでより丁寧な「幸せます」が誕生したんだ。
広中「うぅぅ すごくわかりやすい!!あんた一体何もんなんだ?」
広中「お礼を言っただけで、出身県が見破られるなんて・・・書類はいくら議場で来てもうまれた県は誤魔化せませんね!?」
「いや、もう一つ誤魔化せない真実がある!それは、あなたが優秀な技術者だとおいうことだ。罪を償った後は、その腕を正しいことに使うんだ。そうすれば偽物じゃない本物の幸せをつかむことができる。」
広中「幸せになります(泣)」
【山口県民は、「~していただけると助かります」を「~していただけると幸せます」と言う!?】
・主に山口市や防府市周辺の県民の間で使われているという。
・山口弁には「幸せる(=助かる・便利)」という言葉があり、これに丁寧語「ます」を合わせて「幸せます」が誕生したという。
・会社やお店など、アナウンサーなども使用している。
・「ご心配です(お疲れ様です)」と言われたら、「幸せます」と返す。
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