
【ケンミン刑事-デカ-見抜き事件簿㉒「”みつば”を『みつぱ』と言う!?」」山形県編】ケンミンSHOW極プロファイリングミステリードラマ
ある県民は、黒板消しの事を「ラーフル(鹿児島県!?)」、ものもらいを「バカ(宮城県!?)」と言い・・・
トランプのハートを「あかもも(山形県!?)」という・・・
たった一言を見抜くという男、天才プロファイラーの物語・・・!?

「東京汐留署」
最も多忙な署である。
刑事課主任・田中三郎(青柳文太郎)
刑事課・安井蓮(成原祐太郎)刑事課(出向中)
新人・月島凛(依里)
FBIで犯罪者犯罪者プロファイリングを学びインタポール(ICPO/国際刑事警察機構)でも世界的に活躍した凄腕キャリア
自分の経験を所轄で発揮したいと自ら志願し現場に来た刑事課長・神宮寺剣(高杉亘)
「必ずホシを見抜け!」
輝かしい経歴ながら出世欲はない一匹狼、特殊能力”たった一言で出身県を見抜く”ことが出来る。
【Fike No.22「神宮寺の普遍」】
月島「笹原直樹(室田真宏)、あなたがみかじめ料の名目で多数の飲食店から金銭を脅し取っていたことは認めますね!?」
笹原「悪ぃ奴から守ってやると言ったら、勝手に向こうがくれたんだよ。まぁ、(月島)ねぇちゃんならタダで守ってやってもいいぜ!」
月島「結構、そんなことよりあなたの出身県を教えてください。」
笠原「地球っ!あっははははh」
主任「月島、取り調べと言うのはこうするんだよ。よ~く見とけよ!(デスクライトを向けて)笠原ぁ!いいかげんに出身県を言えよ!」
月島「うわぁ昭和」
神宮寺登場
月島「課長」
「俺にも話を聞かしてくもらおうか。どうだかつ丼でも食うか?」
月島「えっ課長も昭和」
主任「あぁ~そうそう、こういう時はカツ丼なんだよな!?」
月島「あの~いくらなんでもいまどきカツ丼は、ベタすぎるんじゃ?」
「まぁいいから」
笹原「ちょうど腹減っていたから、もうらけどよ!いっただきま~~す。ってうなわぁ~まじかよ!これ、みつぱのってんじゃねぇかよ!俺、みつぱ嫌ぇなんだよ!」
「(ぴーーん)」
主任「ん?」
月島「何が載ってるて?」
笹原「ねぇちゃん。これ上にみつぱのってんだろ!?みどりのみつぱがよ」
(プロファリリング)故郷はただ一つ!そこは…
ベーコンの支出金額 日本一
競技用けん玉の生産量 日本一
笹原という名字 日本一
君は!山形県民だ!
全国的にこの”みつば”は、”ば”と濁るが、これを”みつぱ”と”○”をつけていうのは山形県民の証だ!
もともと、山形県を含む東北の方言では濁音の前に小さな「ん」の音を入れて発音する傾向がある。
例えば、
よろこぶは、”よろこンぶ”
おぼれるは、”おンぼれる”
みつばは、”みつンば”
”ンば”は、あいまいに発音されることが多く、江戸時代山形には他の国から多くの武士がやっyて来ていて、
”みつンば”が、”みつンぱ”と聞こえた人が多かったといわれている。
そのため、いつのまにか山形では”みつぱ”と言う呼ばれ方が定着していったといわれている。
同じはっぽでも、大場や若葉は、”ぱ”にならない。
”ば”が”ぱ”になる法則は、わからない。
これは、山形の方言の七不思議の一つと言われている。
笹原「一文字違っただけで出身県を見抜かれるなんて、俺の人生もう終わりだな。」
「たしかに君は、犯罪を犯した。だが罪を償えばいつの日かまた必ず笑える日が来る、その時は、”はんざい”の最初の一文字”は”を”ば”に変えて、高らかに笑うんだ。バンザイとな」
笹原「バ、バンザ~イ」
【「山形県民は、”みつば”を”みつぱ”と言う!?」】
・東北では濁音の前に小さな「ン」が入ることがあり、「みつば」も「みつンば」
・ところが、曖昧に発音されることが多く山形県では「ンぱ」と聞こえた人が多くいて、いつの間にか「みつぱ」が定着したという。
・ただし、大葉や若葉は「ぱ」にはならず、「ば」と「ぱ」の法則はわかっていない。
みつばのクローバー、みつ”ば”
前歯は、”まえぱ”
入歯は、”いれぱ”
奥歯は、おくば
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